Today's mood

気ままに今日の本音、つまりはどうでもいい話…最近SMAPの話題多め

中居版「砂の器」

中居ファンの私は当然何回も見てるわけです。
何度も見返してしまう。
 
中居正広は他のメンバーに比べるとドラマ出演の数は少ないですが、それでもかなりの数はあります。
その中でも私は砂の器が一番好き。
多分一番人気は白い影なんだろうなぁと思うのですが、私はこちらなんですよね。
 
和賀のキャラが好きだし、音楽も素敵。
何よりあの日本海の四季を追いかけた映像美はドラマから離れたとしても秀逸。
出ている役者さんたちも豪華で好きな人ばかり。
言うこと無し。
ひとつ不満があるとすれば、なぜに中居正広のビジュアルが多くの映画ドラマの中で最低なのだろう(;_;)
表情が最高レベルなのに自分の中の中居正広のビジュアル度の中では何だかなぁになってしまう。
それでもどアップの度に美しいと思ってしまう。
女優さんかと思えてしまうシーンも多々あった。
中居正広好きさんには他にも好きなドラマやシーンがたくさんあると思うのですが、自分比でこれほどランク下がる中居正広のビジュアルなのにこれがまた一番好きだという、
自分で言っててよくわからない(笑)
まぁわかる人にはわかって貰えると思います。
 
今回も年末に何かの拍子に見たい!と突然思いまして、
しかしDVDしか無いことに気づきました。
Blu-rayが出たときに買い換えようかと迷ってそのままだった。
ドラマ放送時はアナログ。
当然そのときの録画は見られたものじゃない。
DVDで見直したときは素晴らしいと思ったものです。
しかし今ではそれも、、、
どこかにデジタル放送の録画はないかと探してはみたんですけど膨大なSMAPメンバーの作品の数々……探すのも大変、HDDすらいくつもあり探してはみたけどない───
そして記憶によれば再放送はかなりのシーンがカットされてたはず。
あれとか、あれとか……今では放送できないのかも。
もはや買った方が早いので購入。
どうせいつかは買うつもりだったのだから。
 
前置き長くなりましたが、
 
二日で一気見しました。
OPがすでに素晴らしい。
このシーンはよく話題になりますよね。
なぜなら本編にこのシーンに当たるところがないからです。
ネットでも良くこれはいつの頃に当たるシーンなのかと話題になってます。
初めて見たときに本編に現れるのを楽しみにしてましたが終わると、あら無かったわ状態。
私もどの辺りになるのか何度も考えました。
和賀とあさみの心が完全に重なった以降だなぁと思うのであさみが和賀の過去を知ってから、そして和賀が過去を受け入れてからというのが私個人の印象。けれどその時は逮捕以降になってしまうのでそうなると二人の心の中の心情と言うことになります。
なのでそこは和賀が出てきてあさみと再会出来たときと想像しておけばとてもハッピーな気持ちになれます。
二人が過去から解放されて未来へ進むその日、その時だと思えばのあの素晴らしい日の光は最高の演出です。
撮影の時もあの日差しは奇跡とスタッフの方が言ってましたもんね。
 
一話は、
とにかくあの操車場の殺人シーンですよね。
正確には三木は二人が揉めてるときに突き飛ばされて頭を打ったので殺人シーンじゃないのかな。
操車場に引きずっていって石で顔を潰すシーンですね。ちょっと三木がまだ動いてるみたいでしたけど、これはこの時死んでたのか生きてたのかで印象も変わりますけど、和賀の形相が凄くて息をのみました。
私としてはこの時に中居正広いつこれほど演技上手くなった?と思いましたけど。
ちょっとあのシーンは危機迫ってました。
 
二話でまず泣く。
崖の上で父ちゃんまだ死にたくないと叫ぶチビ秀夫に涙。
あさみに情が移ったのも理解出来ます。
松雪さん、綺麗に泣くよね。
毎回感心するほど綺麗。
そして年を取らないことにびっくりだわ。
 
私が毎回泣くのはこの二話と当然終盤。
あまり泣かない人なんですけどこのドラマは我慢できないんですよ。
しかも号泣。
なんでわかってるのに飽きるほど見てるのに泣いてしまうんだろう。
いま思い出して書いてても涙が(苦笑)
 
中盤印象に残るのは和賀の表情ですね。
追い詰められると鋭くなるその目線と表情の数々。
宿命を創作してるとき子供時代を思い出してよぎる幼子の表情。
こういう繊細な表現が中居正広は巧いので、だからこのドラマが好きなんだと思います。
白い影も似た感じですが、二面性を装ってる落差がこちらの方が大きいからだと思います。
今西に追い詰められて駐車場で見せた表情と追い返したあとドアにすがり震えて独り言を言う表情。
どれも印象的です。
 
最初、原作にないあさみの存在は要らないと思ったものです。
けれど見ていくうちに連ドラでの和賀にはあさみが居なければ成り立たないと思うようになりました。
和賀を正しい方に導くもの。
それは社会的には今西であり心情的にはあさみだったと。
あさみは和賀の心を映す鏡であり指針であった気がします。
 
終盤、最終章は見た人にはもう言葉は要りませんよね。
私はこのドラマの価値の半分はあの風景描写だと思ってますから。
撮影も過酷だったでしょうに演技派の原田さんはともかく子役だった隆成くんは凄かったなと。
台詞がほとんど無いのにこちらに伝わってくるものが凄い。
 
「三木さんを殺してしまいました」
このシーンはもうなんとも言えません。
告白した和賀もですが、自らも殺人を犯してしまった父は息子のこの告白をどんな気持ちで聞いたのかと。
この言葉に和賀の人生が凝縮されてると思うんですよね。
辛かったこと、生まれ変わりたかったこと、虚構の人生、本当の人生。
三木はいい人過ぎて、いい人通り越してなんだかなぁの人に感じてしまうのは和賀に入れ込みすぎてるからでしょうか。
 
 
最後に原作としてのこの作品。
松本清張の多大な作品の中で知名度抜群、評価も高いのかもしれませんが、それって過去の映画のおかげですよね。
小説も過去に読んでますけどこれってミステリーとしてはダメダメでは?
突っ込みどころ満載だし。
ただ清張さんとしてもこの作品はミステリーというよりも「人間」を描きたかったのかなぁとは思います。
あの映画化が無ければミステリーとしては大した作品では無かった気がします。
あくまで個人の見解ですが。
 
そしてテレビのスタッフさんも言ってますが、
原作、そしてあの映画があっての「中居版 砂の器
すでに亡くなってしまった俳優さんもいて本当に残念です。
もう一人大好きな渡辺謙さんとまたいつか共演して欲しいなと私の小さな願いを残して────
 
砂の器 Blu-ray BOX

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